これからの働き方

先日、リクルートスーツに身をくるんだ学生さんに道を聞かれました。
あいにくその辺の地理に詳しくなかったので力にはなれませんでしたが
大体の方向は教えてあげました。
スマホが普及してからは、昔みたいに辺りをキョロつく人も少なくなりましたし、道を聞かれることもなくなりました。便利な時代です。

名古屋のタクシー会社でタクシーに最近話題のAI(人工知能)を搭載したというテレビ番組を見ました。AIでタクシーを使うであろう確率の高い路線や場所を予測しモニターに表示するのです。運転手はそれを確認してその付近を流していると あら不思議! どんどんお客さんが手を挙げるのです。運転手さんもとっても嬉しそうでした。

私はそれを見ていてドキドキしました。
「こんなんボロ儲けヤン・・・ AIやばっ・・・」

でも、そのあとにコメンテーターが放った言葉にもっと衝撃を受けました。

「将来的には車はAIを使っての自動運転になるでしょう」

そうです、明るくうれしそうにインタビューに答えていたタクシーのオッチャンは失業するかもしれないのです・・・。それも近い将来。

韓国では「AI政治家」の登用を真剣に考えているみたいです。理由はAI政治家は利権を考慮しないからだそうです。ちょっと笑えますね。

2020年の東京オリンピックを皮切りにおそらくこのような「AI革命」は急ピッチで我々の生活に影響を及ぼすでしょう。働き方にも変化が出てくるのです。

建設の世界でもAI化の波は必ずやってくるでしょう。当社のような現場管理を主とする業種では、工程表や予算書をつくったり、施工図を書いたりといった業務は人工知能が搭載されたロボットが瞬時に解決してしまうでしょう。必要な資材や作業員の手配も抜けなくキッチリしてくれるでしょう。安全パトロールも現場の状況を自分で認識し作業員一人一人にそれもタイムリーに注意喚起してくれるでしょう。

では 我々はなにをするのか?

AIの弱点は、精度の高い結果は出すがそこに行きついた過程・理由の説明が出来ないところです。

過程や理由は、人を動かす為に不可欠です。いくら精度の高い計画であってもお客さんの要望にマッチしていなかったら「AIロボットが出した答えです」といって感謝されることはないでしょう。作業員の方に現場で作業をしてもらうのに「AIロボットが決めたことです」といっても誰もいう事を聞いてくれません。

相手に伝える力、相手を動かす力、そして調整する力が必要になってきます。特にこの業界は日々大小さまざまな調整ごとがあります。
言われた事だけしていて間に合う仕事ではありません。

どの業界もそうかもしれませんが、「言われた事だけをキッチリする」時代は15年前で終わりました。これからのビジネスパーソンに求められるスキルは「自分で考えて行動できる力」だとおもいます。

前述の就職活動中の学生はどんな会社を選んで社会人としての一歩を踏み出すんだろう。

どんな会社にせよどんな仕事内容にせよ自分で選んだ会社です。腹をくくって初めの3年は頑張ってほしいと思います。自分が想像していなかった世界であってもあきらめずやってほしいと思います。

良い出会いがあることを祈りたいと思います。

私もAI社長と交代させられないように頑張らねば。

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