「虚実等分」

生け花の道に 「虚実等分」 という言葉があります。

生け花は切り花ですので、それ自体が自然ではありません。
でも、活けるとき、より自然に近い状態で活けるようにします。

山の花は山で咲いているように、水辺の花は水辺で咲いているように、でもそのままでは、華道とは言えませんので、不要の花・葉を 取り、 枝をためて、姿を整えて、自然のように見えるように花器にうつします。
自然と虚が等分で作り出す美しさです。

人間の世界では、悪(虚) 善(実)でしょうか
悪人と善人がほぼ半々いるような気がしますが、こちらは虚実等分でも美しくもないようです。

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ことわざに 「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」 という言葉があります。

自分のことを助けてくれるいい友達であっても、その友人が悪人であるならば、きっぱりと関係を断ち切り、自分を非難するような人でも、その人が、善人ならば、その人と関係を持つべきだという教えです。

友人は時として、とても好意的であるが、その友人が悪人であるようなら、 つき合いをやめて、たとえ過ちや欠点を指摘してくれる、うざい人であっても、 その人が善人であれば、友として大切にすべきであろう、という考え方です。

友達の選び方も大切ですね。(N.H)